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水処理用語集

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 B C D M N O P R S 

あ行

悪臭防止法 工場などの事業活動に伴って排出される悪臭を規制した法律。
亜硝酸性窒素【NO₂-N】 水質基準項目の一つ。
アンモニアから硝酸に酸化される際の中間生成物。
アニオン系
高分子凝集剤
陰イオン(-)の電荷(負電荷)を持った高分子凝集剤。
アンスラサイト ろ過材の一つ。 無煙炭の破砕物。
アンモニア性窒素
【NH₄-N】
水質汚染の指標の一つ。
水中にアンモニウム塩として含まれる窒素。
エアレーション 空気と液体を接触させて液体に酸素供給をすること。曝気と同義。
エアレーションタンク 活性汚泥法で排水処理する工程のひとつで、活性汚泥と空気を排水に送り込み汚濁物質を生物分解させるための槽。曝気槽と同義。
エマルジョン 乳濁液。
汚染物質 水質汚染の原因物質。
汚泥 下水処理、工場排水処理などで生じる泥状のもの。 有機性汚泥と無機性汚泥がある。

か行

加圧浮上法 加圧溶解させた空気を減圧解放させた時に生じる微細気泡を懸濁物質に付着させ、浮上分離する方法。
回分処理 単一槽内で、全行程を繰り返す処理方法。バッチ処理と同義。
回分式活性汚泥法 回分処理を用いた活性汚泥処理法。単一の槽で、全行程(原水流入→曝気→沈殿→処理水排水)を繰り返す。
カチオン系
高分子凝集剤
陽イオン(+)の電荷(正電荷)を持った高分子凝集剤。
活性汚泥 有機物を栄養源として繁殖する好気性細菌、原生動物等の生物及び有機、無機の生物性汚泥の集合体。
環境影響評価
(環境アセスメント)
開発事業による重大な環境影響を防止する制度。
環境省が定めた制度と地方公共団体による地域の実情に応じた条例がある。
開発事業が環境に及ぼす影響を、事業者自らが計画作成の段階で調査、予測、評価を行う制度。
環境管理
(環境マネジメント)
企業や団体等の組織が、運営や経営の中で自主的に環境保全に関する取り組みを進めるにあたり、環境方針・目的・目標等を設定し、達成に向けて取り組んでいくこと。
環境調和型製品
(環境配慮型製品)
環境に配慮または保全に貢献している製品の総称。
基準は国、地方、団体等が独自に認定基準を設けており、エコマークやリサイクルマークなど様々なマークがある。
凝集剤 汚水中の微細な懸濁粒子の表面電荷を中和して粒子同士の結合、沈降を促す薬剤。
ケーキ 脱水した汚泥。
下水道法 1958年に制定された法律。下水道の整備を行い、都市の健全な発達、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を図ることを目的とする、生活や事業に起因、付随する廃液、雨水に対しての規制。
特定事業場が公共下水道を使用する際には、特定施設設置の届け出が必要となる。また、定められた水質基準を超える場合は除外施設(排水処理設備)の設置や必要な処置を行う義務がある。
嫌気性処理 生育に酸素を必要としない微生物が活動して汚水の汚染物質を分解する処理方法。
原水調整槽 排水の活性汚泥処理などで、排水の水量と水質を処理しやすいよう平準化するために設けられる槽。
好気性処理 酸素が存在する中では活動が活発になる微生物が活動して汚水の汚染物質を分解する処理方法。

さ行

酸化・還元

酸化・還元の画像

物質が酸素と結びつく反応を「酸化」、物質が酸素を失う事を「還元」という。
または、電子を失う反応を「酸化」、電子を得る反応を「還元」という。
水道水は次亜塩素酸ナトリウムを用いて細菌やウイルスを酸化処理し殺菌している。

散気装置 圧縮した空気を気泡にして送り込む装置。
曝気槽などの生物反応槽で使用され、酸素供給と混合撹拌を行う。ディフューザーと同義。
色度 水中に含まれる溶解性物質及びコロイド性物質が呈する類黄色~黄褐色の程度。
比色法と透過光測定法がある。
糸状性細菌 糸のように連結した状態で増殖する細菌群の総称。
活性汚泥のバルキング(膨化)を引き起こす原因となる。
重金属 比重が4以上の金属元素主に有害性のある金属を指す。
水質汚濁に係わる環境基準では、鉛(Pb)、水銀(Hg)、ヒ素(As)、カドミウム(Cd)、六価クロム(Cr6+)がある。
硝酸性窒素
【NO₃-N】
硝酸塩を窒素量で表したものアンモニアから硝酸に酸化される際の最終生成物であり、水処理においては汚濁物質の浄化程度を知る指数となる。
消臭剤 汚泥や排水などの腐敗臭の原因となる硫化水素やメチルメルカプタンなど硫黄系臭気や嫌気性菌に対し、化学的、生物学的に作用する薬品の総称。
消泡剤 排水に含まれる界面活性剤や微生物が分泌する高級脂肪酸により発生した気泡の泡膜に作用し破泡、または抑泡する薬剤の総称。
シリコーン系やアルコールなどの有機系などがある。
水質汚濁防止法 特定施設を設置している特定事業場からの公共用水域への排出、及び地下水への浸透に対する規制。
スカム 汚水に浮上する油脂や固形物の集合体。
スケール 湯垢 鉄材や鉄管、ボイラーや熱交換器の内壁につく、酸化鉄や炭酸カルシウム等金属酸化物の被膜。
スケール防止剤 スケールを防止する薬剤。
スライムコントロール剤(スラコン剤) 藻類、細菌、真菌とそれらから分泌される粘性有機物により形成されたスライムを抑制する薬剤の総称。
殺菌、抑制、防カビなどの効果がある。
生物学的水処理 微生物に汚濁物質を摂取させることで汚水中の汚濁物質除去を行なう処理方法。
代表的な方法には、活性汚泥法がある。
全リン(T-P) 水中に溶解している無機性リンと有機性リンの総量。

た行

大腸菌群 グラム陰性無芽胞性の単桿菌(棒状または円筒形の細菌)で、乳糖を分解して酸とガスを生産する好気性あるいは通性嫌気性の細菌群。
濁度 水の濁りの程度を表す指標精製水1L中に標準カオリンやホルマジン1mgを含ませた懸濁液を濁度1度とする。
脱水 容量や重量を低減させるために、排水処理で生じた汚泥から水を除くこと。
脱水機 汚泥を脱水するための装置。脱水原理には真空、遠心、加圧、重量負荷などがあり、いずれも脱水性が増すよう薬剤を併用する。
脱窒 汚水中に溶存している窒素化合物を生物学的還元作用で窒素分子、窒素酸化物として大気中に放散する事。
脱リン 汚水中に溶存しているリン化合物を生物学的または物理学的方法により除去する事。
担体 酸素、微生物を固定する土台となる水不溶性の物質。
中和剤 酸性あるいはアルカリ性に偏った水質のpHを調整するのに使用する薬剤の総称。
酸性化の時は硫酸、アルカリ化の時は苛性ソーダを主に用いる。
沈殿分離法 水より比重が重い懸濁物質が重力の作用で落下し沈む沈降現象を利用した重力式分離法。
沈殿槽 排水中の浮遊物を沈降分離させるための槽。
設置スペース削減の為に、凝集剤を用いて浮遊物質をフロック化させ早く沈める方法や、傾斜板を設置して表面積を広くし分離効率をあげる方法等様々な工夫がある。
ディフューザー 圧縮した空気を気泡にして送り込む装置。散気装置と同義。
生物処理では曝気槽などの生物反応槽で使用され、酸素供給と混合撹拌を行う装置。

な行

ノルマルヘキサン抽出物質
【n-Hex抽出物質】
ノルマルヘキサン抽出物。
汚水に含まれる油の量。 ヘキサンに抽出される不揮発性物質の総称。

は行

曝気 空気と液体を接触させて液体に酸素供給をすること。 エアレーションと同義。
曝気槽 活性汚泥法で排水処理する工程のひとつで、活性汚泥と空気を排水に送り込み汚濁物質を生物分解させるための槽。エアレーションタンクと同義。
バッチ処理 単一槽内で、全行程を繰り返す処理方法。一回の処理量をさしてバッチという。回分処理と同義。
バルキング 【Bulking】 汚泥が沈降しにくくなる現象。
糸状性細菌の異常発生や放線菌よる汚泥の微細化などが原因となる。
バルキング抑制剤 バルキングの原因となる糸状性細菌や放線菌を駆除する薬剤の総称。
微生物製剤 汚染物質を分解したり活性汚泥の処理機能を向上させる微生物や微生物由来の物質を調合した薬剤の総称。
浮上分離法 水より比重が軽い懸濁物質が水面に浮く現象を利用した重力式分離法。
腐食防止剤 水中の溶存酸素や水温などの影響により金属が腐食するのを防ぐ薬剤ボイラーや冷却水の配管に用いる。
物理化学処理 排水中の汚濁物質の大きさ、比重、化学的特性で分離処理する方法。
沈降分離、浮上分離、ろ過、膜分離、吸着や酸化などもこれに含まれる。
フロック 凝集作用によって生成された無機物や微生物などの塊。
ブロワー 空気に圧力をかけて圧縮し送り出す装置。曝気槽で微生物が呼吸するための酸素を供給する装置。

ま行 

膜分離法 膜を通して物質を分離させる処理方式。 
対象物質の大きさにより、精密ろ過膜(MF)、限外ろ過膜(UF)、逆浸透膜(RO)などがある。

や行 

有機塩素系化合物 分子内に塩素原子を持つ炭化水素。毒性が強く残留性が高い環境汚染物質の一つである。
主に殺虫剤、除草剤、有機溶剤等として使用されており、PCB、1,1,1-トリクロロエタン、1,1-ジクロロエチレンなどが規制対象となっている。
余剰汚泥 活性汚泥法等生物学的処理で、適量のMLSSを維持するために不要となった汚泥。

ら行 

硫化水素
【H₂S】
硫黄と水素の無機化合。硫酸塩の還元によっても生じる、無色で腐卵臭を持つ気体。
悪臭防止法の特定悪臭物質である。
ろ過 排水中の懸濁物質を多孔質の膜やろ材を通して分離すること。

B

BOD 【Biochemical Oxygen Demand】 生物化学的酸素要求量
汚水中の有機物が好気性微生物の生物化学的反応によって分解される時に消費される酸素量のこと。

C

COD 【Chemical Oxygen Demand】 化学的酸素要求量
水中の酸化されやすい物質(主として有機物)によって消費される酸素量のこと。

D

DO 【Dissolved Oxygen】 溶存酸素
水中に溶解している酸素量。有機物などの汚濁物質などによって消費されるため、汚染測定の目安とされている。
また、活性汚泥処理等の生物処理では、運転管理の制御指標に用いられる。

M

mg/l 1mg/Lは水1L中に物質が1mg含まれている。
水(比重1)1mg/l=1ppm(1mg/L=1/1,000g=1/1,000,000=1ppm)
MLSS 【Mixed Liquor Suspended Solids】 活性汚泥浮遊物質。
生物処理槽内の浮遊物質濃度。

N

n-Hex抽出物質 汚水に含まれる油の量。ヘキサンに抽出される不揮発性物質の総称。ノルマルヘキサン抽出物と表記されることもある。

O

ORP 【Oxidation Reduction Potential】 酸化還元電位。好気性条件下では正電位、嫌気性条件下では不電位となるため、生物処理においては施設の運転管理に用いられる。
ORP計 酸化・還元に関するイオン測定器。

P

PCB 【Poly Chlorinated Biphenyl】 ポリ塩化ビフェニル
毒性が極めて強いダイオキシン類の一種。
pH 水素イオン濃度。 水素イオンの濃度を表す物理量。
pH7が中性、7より低いと酸性、7より高いとアルカリ性。pH.png
pH計 水素イオン測定器。 酸性/アルカリ性かを測定する。
ppm 【parts per million】 百万分率
濃度の割合を表す
1ppm=0.0001%
PRTR 【Pollutant Release and Transfer Register】 化学物質排出移動量届出制度
有害性化学物質が、どのような発生源からどれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所外に運び出されたかという排出量、移動量を把握し集計、公表する制度。

R

RO膜 【Reveres Osmosis】 逆浸透膜
加圧して行う浸透現象の逆操作。

S

SRT 【Sludge Retention Time】 汚泥滞留時間
曝気槽内の活性汚泥が余剰汚泥として引き抜かれるまでの平均滞留時間。
SRT(日)=(曝気槽・沈殿槽等、系内の全汚泥量)/1日当たりの余剰汚泥量
SS 【Suspended Solids】 浮遊物質、懸濁物質
水中に懸濁している物質のこと。水を懸濁する物質には粒子状であったり、コロイド状であったり様々な形態のものが該当する。
SSの測定で実際に測定されるものは、特定条件下でのろ過処理や遠心分離により水中より分離されるものである。
SV 【Sludge Volume】 汚泥容量指標
活性汚泥の沈降性や濃度を表す
活性汚泥を一定時間放置し、汚泥の沈降量をパーセントで表したもの。
SVI 【Sludge volume Index】 汚泥容量指標
活性汚泥の沈降性や濃度を表す。
活性汚泥を30分放置し、1gの活性汚泥浮遊物質が占める容積をml数で示す。
SVI=SV30×10,000/MLSS
通常、曝気槽のSVIは200以下が良好であるとされるが、処理方式によってはこの限りではない。